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インチアップしたクルマのタイヤバースト事故が多い理由

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インチアップしたクルマのタイヤバースト事故が多い理由

 低偏平タイヤは空気の量が少ない

タイヤバースト事故の原因で、ランキング上位にくるのはずばり「空気圧不足」である。もちろん、偏摩耗やタイヤのキズなど、さまざまな原因はあるとおもいますが・・・。
インチアップするとタイヤの厚みが少なくなるため、内部の空気の絶対量は少なく。つまり、同じ量の空気が抜けたとき、インチアップした低偏平タイヤのほうが空気圧は大幅に下がる。つまり、ノーマルタイヤより、マメに空気圧チェックをする必要があるわけです。

ホイールを純正より大径化(インチアップ)したときのタイヤの空気圧は?

 ホイールを純正より大径化(インチアップ)したときのタイヤの空気圧は?


とあるタイヤメーカーのホームページには「ノーマルより1〜2割高めにすると良い」と記されているが、あまりにも大ざっぱだ。インチアップなどタイヤのサイズを変更したときの、正しい空気圧はどのくらいに設定すればよいのだろうか?
答えは「純正タイヤサイズ」の「ロードインデックスと空気圧」から導きだすしかない。
「ロードインデックス」とは、タイヤ1本で支えることのできる最大負荷能力を示す指数で、タイヤサイズの後に記されている数字。例えば「225/45R17 91Q」サイズのタイヤなら「91」がロードインデックスの数値だ。

ロードインデックスの数値の確認が重要

 ロードインデックスの数値の確認が重要

履き替えたタイヤ(インチアップしたタイヤ)の「ロードインデックス」の数値が「純正タイヤサイズと同じ」なら空気圧は変える必要はない。
ただし、エクストラロード(XL)という耐荷重を強化したタイヤは、ノーマルより空気圧を高めなければならないので要注意。さらに輸入タイヤのヨーロッパ規格(ETRTO規格)と国産タイヤの日本規格(JATMA規格)でも、若干ではあるが規定空気圧は異なる。

 ロードインデックスが異なったときの正しい空気圧とは

純正タイヤサイズの空気圧は、一般的にドアを開けたところに貼られているステッカーに記されている。輸入車は同じ車種で設定するサイズが豊富なので、意外にもインチアップしたタイヤサイズが表記されていることもある。一方、国産車はほぼ1〜2サイズしか表記されていない。
自動車メーカーがクルマを設計するとき、タイヤにかかる負荷能力(kg)を設定している。その「負荷能力」を導き出すのがタイヤの空気圧とロードインデックスである。もし、その数値を下回る状態で走行し、大きな負荷が掛かるとタイヤがバーストする危険性は高まる。
たとえば、純正タイヤのロードインデックスが「91」で指定空気圧が「2kgf/cm2(bar)」のクルマの場合、最大負荷能力は「515kg」。本来は、純正タイヤより低いロードインデックスのタイヤを装着するのはオススメできないが、そのようなケースの時は空気圧を高めるとよい。
インチアップしたタイヤのロードインデックスが「87」の場合、ノーマルタイヤの負荷能力「515kg」以上にするなら空気圧を2.4bar(525kg)にすればよい(下の表参照・ヨーロッパ規格のタイヤ)。
このようなことから、逆にロードインデックスが純正より高い数値なら、空気圧を下げても良いわけだ。

エクストラロードタイヤは純正よりかなり空気圧が高め

 エクストラロードタイヤは純正よりかなり空気圧が高め

空気の量が少ない低偏平タイヤで、耐荷重指数を高める内部構造を採用するのが「エクストラロード(XL)」と表記されているタイヤだ。同サイズなら標準タイヤより荷重指数は高くなるが、その一方で空気圧を純正適正値より高めなければならない。

 タイヤサイズを変更した際は「不可能力」を算出

しかし、エクストラロードタイヤは、2.9barまで空気を入れられるように規格上で設計されているので、高めでもまったく問題ない。
ちなみに輸入タイヤのヨーロッパ規格(ETRTO規格)は2.5bar、国産タイヤの日本規格(JATMA規格)は2.4barが規格上の上限空気圧だ。
このように、タイヤサイズを変更した際は、純正タイヤの空気圧とロードインデックスから自動車メーカーが設定した「負荷能力」を算出して、その数値を下回らない空気圧に設定すればよいわけだ。
なお、ガソリンスタンドなどのエアゲージは、個体によって表示する数値に多少なりとも誤差はある。
それでは正確な空気圧を維持することはできないので、自分専用のタイヤゲージを用意するといいだろう。しかし、タイヤショップなどの精度の高いエアゲージと誤差があるかもしれない。それでも自分専用なのだから、誤差は一定。その数値差を考慮して空気圧を設定すればよいわけだ。



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